CGクリエイターがブラック企業で消耗しない為には

   




 

CGクリエイターは楽しいけど、いろいろとキツい職業。あまりに頑張りすぎると仕事そのものが続かないし、かといって余裕をもって働ける職場は少ない。

ではどうしたらいいのか。業界別の個人的な見解とキャリア指針についてちょっと考えてみた。

 

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ブラック企業で働かざるを得ないCGクリエイター

 

クリエイターが働く会社は結構ブラックが多い。なぜなら多くの制作会社は、労働法など守っていたら何も納品できないし、潰れてしまう。

 

なのでせっかく勉強して好きなクリエイティブ職に就いたのに、あまりの激務に心身ともに力尽きてしまい全く別の仕事に転職していく人も全然珍しくない。

 

私はCGクリエイターとして働く中で、そういう人達をすごくもったいないな…と思う反面、賢明だな…とも思う。ブラック企業の搾取に限りある人生を捧げる必要なんてひとつもない。

 

なんとなく感じた違和感

 

私も元はブラック企業で働いていたが、今は労働条件の良い職場で働いている。

 

今まで職場やそれに関連して出会った数十人単位のCGクリエイター全体に対して思うのは、その多くが労働に対して考え方が甘く、労働における一般常識や基本的な法律に疎すぎるということ。中には大切な自分自身の労働契約すら、どんなものかよく分からないままんとなく働いている人もいる。

 

仕事は一応”クリエイティブ”な人たちなのに、生きることへのクリエイティブさには少し欠けるなぁなんて思ったりもする。優れた技術も大切だが、大人として社会についても学びたいところ。

 

個人的に思うブラック業界は?

 

正直言ってアニメ業界は、かなりやばい。こういう方面でも一番キツくて低賃金なイメージが強い。

 

アニメの制作会社に関わることがあると、彼らはいつも可哀そうなくらい納期に追い立てられていて、納品でもらったデータファイルの最終更新日時が深夜2時3時なんてザラにある。切ない(しかも納期に合ってない…でもあまりにキツそうすぎて何も言えない)。

 

二番目はゲーム。憧れて業界に入る若者が多いが、出ていく人も多い。求められる技術が高いが納期もキツく低賃金で長時間労働、そして常に新技術へのアンテナを立てて頭をアップデートしておかなければ、自分の今の技術はどんどん陳腐化していく。

 

それから数人~数十人くらいの少人数の映像制作会社も大体ヤバイ。仕事の受注に主導権が取れず取引先の言いなりになりがちなので、納期も収益も一切の余裕がない。

 

ホワイトな業界はここだ!

 

では、良い業界ないの??というと、ちょっとマシ…というかだいぶマシなのがアプリやパチ業界。またはそういった案件を多く受注する制作会社

 

こういう業界は比較的資金が潤沢で、企業経営もきちんと回っている為、会社によるとは思うが所属するクリエイターへの待遇も比較的手厚い

 

ただ、パチ関係のCGクリエイターでギャンブルが好き!この業界で働きたいです!みたいな人はほどんどいないのは「あるある」で、本当はアニメやゲーム、映像CGをやりたいけど、そっちは労働がキツすぎるため不本意ながら流れていった人が多数派。

 

 

まとめ・クリエイターのサバイバル指針はこれ!

 

厚生労働省の調査によると、月の残業が過労死の一つのラインだと言われる100時間に達する企業は全体の1割ほどあるそうだ。

 

クリエイティブ職ではそういう人はいっぱいいるが、しかしその数字自体は、どれだけ精神的に重圧がかかるのか、個人の体力やストレス耐性などいろいろな条件によって、一概に数字ひとつ取って何がいいの悪いのと言うのは不毛かもしれない。

 

とにかくブラック企業に人生を捧げたくないクリエイターは、

 

・自分にとって働くとは何なのか、その意味をしっかりと言語化して、

・一般常識と労働法規の基本を身に付け、

・大企業か、

・数少ないホワイト中小企業を藁の山から針を1本見つけるかの様に探し出すか、

・アプリ業界か、

・嫌でもパチ業界か、

・またはめちゃくちゃ実力をつけて独立する!

 

これでOK。仕事とは結局、突き詰めると「どう生きたいか」にたどり着くのかなって思う。

 

 - CGクリエイター関連, CG制作