クリエイターのビジネスマナーは必要最低限で良いと思う件

   




 

ゲームやアニメ・各種映像業界のクリエイターは、比較的ビジネスマナーには”緩い”気がしています。

 

本記事では、”緩い”クリエイターのビジネスマナーについて考察します。

 

ただクリエイティブ系でも、顧客との折衝が主たる業務のひとつであるディレクターや、WEB関係は毛色が違うのでここでは除外します。

 

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■ビジネスマナーは必要だけど重要ではない

 

誤解を恐れずに言うと、大企業勤務でもない限りクリエイターにとってビジネスマナーはそこまで重要ではありません。

また、大企業相手もでもない限り、

 

・取引先も割とフランクな人が多く寛容だし、

・普段スーツもオフィスカジュアルもほぼ着ないし(毎日好きで着て働いている人はたまにいる)、

・業界的にビジネスマナーに厳しい系の中年はいないので、

 

その重要度は決して高くないんですよね。

 でもじゃぁ、適当でいいのかというとそれは、もちろん極端すぎます。

 

 面接や仕事で他人に接する際、最低限失礼のないように振舞えることは、どんな職業でも社会人に必須のスキルであることに変わりはありません。

 

マナーは絶対に必要。ただ、クリエイターとして最も必要なのは、細かいお作法を粛々と実践する一般的なビジネスマナーではなく、大人としての常識的マナー。

 

そういう意味で事実上、作法に関してはちょっと、一般的に要請されるレベルよりも寛容なんです。

 

極端な話、クライアントは名刺の受け渡し位置の適切さより、最後に良い物をきちんと納品してくれるクリエイターと仕事がしたいと思っています。

 

ビジネスマナーが完璧でスキルが低い人より、その点が多少行き届かずともスキルが高い人の方が仕事の需要はあります。

 

 一般にビジネスマナーといわれる所作の中で、クリエイターが「これは知っていおくべき」「役に立つ」と思うものは個人的にはあまり無いです

 

最低限学ぶべきものを挙げるとすれば、

 

・挨拶

・誰かわからなくても、とりあえず会釈をする習慣

・名刺の受け渡しは両手で

くらいでしょうか。最後以外、ビジネスマナーですらないですね。

 

 

■重要なのはスキルと人間力

 

クリエイターのビジネスマナーは割と甘やかされている部分があるんですが、その代わり、制作スキルは最優先項目。次いで、ヒューマンスキルです。

 

しかし、少々扱いづらくとも、制作スキルの高い人には仕事があります。

 

なぜなら、この職業を志望する人ははたくさんいても、優秀な人材はいつも不足しているからです。

 

次に、それより優先度は若干落ちますが、コミュニケーションや積極性・自己管理能力といった基本的なヒューマンスキルは対外的・組織内に関わらず重要視されます。

 

 
…重視はされているが正直、割と独特な人も多いこの業界で、これが全てきちんと行き届いた人が多数派とは言えません。

 

確実に言えるのは、所属する組織の規模に関わらず、一流のクリエイターはそれが身についていることです。

 

以下に私自身が出会った(または実際に人から聞いた)、ヒューマンスキル不足なクリエイターのよくある例をいくつか挙げてみようと思います。

 

・気難しい(職人気質が行き過ぎていてコミュニケーションが取りづらい)

・自己中心的

・情緒不安定、気分屋(人間なので多少は仕方ないけど…)

・職種の違う人と話す時でも専門用語やオタク語を連発(相手に理解できない話し方はNG)

・アーティストを気取る(自分の作りたいものを作るのがアーティストで、クリエイターは相手の意向を汲み取って形にするのが仕事。業務上”アーティスト”はNG)

・締め切りが守れない(せめて事前に相談を…)

 

書きだしてみると、こんな人たちと一緒に働くのはすごく大変な気がしてきたが、実在モデルのいる話です。でもクリエイターは草食系が多いので、グループとしてはは割と対立することも少なく、結構和やか。

 

とにかく、ヒューマンスキルは制作スキルの次にぜひ磨いていきたいところです。

 

■まとめ

 

「常識」とか「当たり前」は突き詰めると意外と難しいですが、細かな儀礼的なことに気を回すより、クリエイターはシンプルに「この人と一緒に仕事がしたい」と思われる様な働き・振舞いを常に心がけていれば、自然に相手に失礼のないセーフなレベルを達成していくと個人的には思います。

 

 それに笑顔が最高のビジネスマナー

クライアントさんや上司、同僚から愛される仕事ぶりを心掛けたいものである。

 

 

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