コンポジットソフトNUKE(非商用版)のダウンロード方法を解説します

   




 

CG合成など、コンポジットを行うソフトウェアにはAftereffectsNuke(ニューク)等があります。

どちらも有名な有償ソフトウェアですが、Nukeには「非商用版」として、なんと無料で使える便利なライセンスが提供されています。

勉強やスキルアップの際には、ぜひとも利用していきたいですね。

というわけで今回は、そんな非商用版Nukeのダウンロード手順を解説したいと思います。

 

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非商用版NUKEについて

 

非商用版ライセンスの概要

 

コンポジットソフトNUKEの非商用版(NUKE Non-commercial)は、2015年にリリースされました。

非商用版ライセンスは、個人の学習私的な利用実験・研究目的などの、ユーザーが営利を目的としない場合に限り、ソフトウェアが無償で利用できるものです。

※ただ間接的に広告収入が生じる様なもの(YouTubeやVimeoなどでのチュートリアル動画等)はOK

 

商用利用OKの有償版に比べると少し機能に制限はありますが(後述)、これからNUKEを学ぶ学生やスキルアップを目指すクリエイター、そして有償版ライセンスの導入を検討する組織にとっては、とても素晴らしいサービスです。

現在ダウンロードして利用できるバージョンは9~11対応OSはwindows・mac・linuxです。

 

非商用版ライセンスの制限

 

非商用版には、商用版と比べていくつか機能制限が設けられています。

・出力解像度はHDサイズ(1920 x 1080)までに制限

・WriteGeo、Primatte、Ultimatte、BlinkScript、およびGenerateLUTノードは使えない

・MPEG4およびh.264は非サポート

・サードパーティープラグインは使用できない

・非商用版で作成したデータを商用版で開くことは出来ない

・Python(スクリプト言語) の使用に制限がある 

※公式サイトより翻訳

 

非商用版NUKEのダウンロード手順

まずはユーザー登録

 

NUKEをダウンロードするには、まず公式サイト「Foundry」にアカウントを作成する必要があります。

NUKE Non-commercial

サイトにアクセスしたら、ページ中盤の「Get NUKE Non-commercial」ボタンをクリック。

フォームに必要事項を記入します。

 

「※」印は必須入力、ラストのチェック項目は上にチェックを入れると「Submit」ボタンが現れるので、そちらをクリックします。

最下のチェック項目は、foundryからのニュースレターを受け取りたい場合にチェックします。

以上でアカウント登録は完了です。

 

インストールファイルを入手

 

次に、NUKEのインストールファイルをダウンロードします。

foundryのマイページ、またはこちらのダウンロードページを開き、ご自身が利用しているパソコンのOS(windows/mac/linux)と希望のNUKEバージョンの組み合わせのリンクをクリックして、インストールファイルをダウンロードします。

 

特に理由がなければ、NUKEのバージョンは最新で良いかと思います。

ファイル名の先頭「Nuke」に続く数字が大きいほど新しいバージョンです。

 

Nukeをインストール

 

ダウンロードしたファイルは全て圧縮ファイルですので、解凍して使用します。

解凍したら、フォルダ直下の「.exe」ファイルを起動してインストールを開始します。

(※windowsの画面です)

表示される指示に従い、数クリックでインストールできます。

 

ライセンス認証

 

NUKEのインストールが完了したら、デフォルト設定ではデスクトップにたくさんのショートカットアイコンが作成されます。

 

少し戸惑うかもしれませんが、今回は非商用版ですので「Non-commercial」と名前の付いているアイコンのみが今後利用するアイコンとなります。

(あとは不要なら消してしまって問題ありません。)

ご覧の通り、NUKEには実は種類が3つあります(後述)が、まずはどれでもいいので「Non-commercial」と名前の付いたアイコンをクリック(ダブルクリック)してNukeを起動します。

初回起動時に必要なライセンス認証を行っていくためです。

起動してしばらく待つと、まずこの様な画面が現れます。

一番上の「Authorise Device」ボタンをクリックします。

 

foundryのアカウントに登録したメールアドレス、パスワードを入力し、右下の「Authorise Device」ボタンをクリックします。

すると以下の画面に遷移しますので、右下の「Launch」ボタンをクリック。

以上でライセンス認証は完了です。

これで非商用版Nukeを利用できるようになりました。

ライセンス認証は初回のみですので、今後はそういった手順を踏む必要は無くすぐに起動できます。

 

ちょっとした注意点

 

非商用版Nukeは、起動時にかならず「これは非商用版です」的なダイアログボックスが表示されます。

毎回なので少々煩わしいかもしれませんが、あしからず。

 

インストール時にエラーが出る場合

 

もしインストール時に「Unable to create subscription license directory:~~」というエラーメッセージが出る場合は、NUKE非商用版インストールでログインエラーが出る場合の解決法を参考にしてみて下さい。

 

Nuke・NukeX・Nuke-Studioの違いは?

 

NUKEには「Nuke」「NukeX」「Nuke-Studio」の3種類があります。

違いは使える機能の差で、簡単に言えばNuke<NukeX<Nuke-Studioの順に多機能になっています。

 

NukeXは、Nukeと比較してカメラトラッキングなどのツールが充実しており、より高度な実写合成に向いています。

次に、Nukeにはもともとタイムラインの概念がありませんでしたが、Nuke-Studioではタイムライン編集機能を備え、NukeXの機能に加えて時間軸に沿った作業が可能になっています。

 

またNuke-Studioに関しては、Foundryより初心者向けの日本語チュートリアルがYOUTUBEにて提供されています。

foundry公式youtubeチャンネル

 

ひよこ編集長の小話

 

CG関連業界において、コンポジットを担う職種「コンポジター」(又は”コンポジッター”)はいつも人材不足だと言われています。

確かに私の肌感覚でも、モデラ―やアニメーター・UIデザイン等々…やりたいと言う人に比べて、「コンポジターですorコンポジターになりたいです」という明確な意思を持っている人は少ないです。

 

ちなみに私自身はCGクリエイターですが、この仕事を始めて数年が過ぎたある日ふと「あ、自分は”コンポジター”なんだ」と、気付いたらそうなっていました。

当初の予定では3Dのスペシャリストになるつもりでしたが、始めに就職した会社や後のポジションの流れでそうなりました。

ひよこ編集長

ただ結果的に私は3Dより、コンポジットの方が面白くて好きですが

そういう意味では最初から明確に目標を「コンポジター」と定めて進んでいる人は、就職面でもスキルレベルの観点からもポテンシャルが高いかもしれませんね。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた!

 

 - CG制作, NUKE入門