VR(バーチャル・リアリティ)作成の超~基礎知識・建築業向け

   




 

VRは近年、日増しに発展を遂げているとても新しい技術です。

VR技術を利用する業界には、ゲーム・教育・医療・不動産・建築業界などなど、様々な分野があり、少しずつ実践的に導入されつつあります。

 

今、実用化と共にVR技術を最も牽引しているのは、おそらくゲームなどのエンターテインメント系業界かなと個人的には感じていますが、それ以外の業界においてはまだまだ一部のエキスパートの独占・専売特許状態になっている感じもします。

 

プロに発注するにしても、多少VRに対するイメージが掴めていた方がきっと良い結果が得やすいと思います。

なので今回は、建築業界でのVRの利用に的を絞り、全く知識ゼロの状態から、ビジネスに導入する際に役立つ超基本の基本となる知識、及びVR導入に関わるあれこれをざっくりと解説したいと思います。

 

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基礎の基礎、VR(バーチャルリアリティー)とは?

 

まずは何よりも、「VRとは一体何なのか?」を知る必要があると思います。

 

VRを作るにはそれなりの知識が必要ですが、VRというものを知るのに難しい説明は必要ありません。専用の機器を頭部に装着して辺りを見回すだけ一瞬でその意味を理解することができますので、一度体験してみるのが手っ取り早いです

VRゴーグルは安価なものなら1000円以下で手に入り、そしてVR動画そのものはyoutubeや無料のVRゲームアプリで見ることができます。

 

しかし今はとりあえず、言葉で説明するならVRとは、

人間の五感(今は主に視覚と聴覚)への刺激を通じて、あたかもコンピュータ上の3D空間に自分が入り込んだ様な仮想の現実感を生じさせる技術

です。

 

VRを建築業に活かす恩恵とVRの用途

 

VR導入の恩恵を受けるのは誰か?

 

建築系において考えられるVRの用途は多岐にわたりますが、その恩恵を受ける対象は「一般消費者」「企業・クライアント」の大きく2つにわけることが出来ます。

 

一般消費者に向けたVRサービスの例

 

一般消費者は、例えば現場に足を運ぶ手間なく転居を検討中の住宅を内覧することが出来るし、工事の着工前に予め完成した自分の家を見て回り、イメージを確認する事も出来ます。

 

またその他には、企業が設計施工にVRを利用することで大幅なコスト削減を実現し、それが間接的に一般消費者に還元されるということ等も考えられます。

 

企業が受ける恩恵

 

設計・デザインの場面においてVRは、建築家とクライアントの意思疎通をスムーズに行う強力なツールとなります。そして精密な3Dモデルやソフトウェア等の存在によって、従来であれば多大な労力と費用がかかっていた変更・修正等のロスも大幅に削減し、さらに従来より正確かつ迅速に変化にかかるコストを計測することも可能です。

 

 

不動産・建築業界向けVRサービス

 

VRシステムを提供するサービス

 

さてこのVR技術、導入にあたってはいくつかの専門サービス会社が存在する様です。

費用さえ用意すればVRシステムの全てを用意してくれ、自社社員がスムーズに使いこなせる様社員講習まで付いてくる手厚いサービスもあります。

 

※VRシステム…VRを体験する時に使う機器全般・3DおよびVRを作成するソフト全般・そしてパソコンまで、VRの制作~体験に必要な一連のものを総称して「VRシステム」といいます。

 

サービスにかかる費用

 

自社でVRを導入しようと思えば、プロが隅々まで惜しみなくサポートしてくれるこの様なサービスを利用すればたぶん間違いはないでしょう。

 

間違いはないでしょうが、ただ、その費用はもちろん決して安くはなく利用できるのはおそらく大手企業や、小さくとも経済面で優秀な企業。

この様なサービスにかかる費用は(2017年)現在、ざっくりと最低でも180万円~250万円超えのサービスも決して特別ではありません。

 

VR導入がどの位自社に利益をもたらすのか不確実である以上、普通の中小企業が「全然分からないけど、ちょっと試してみるかな?」とやるには少々チャレンジングな価格設定となっていますね。

 

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